砥石を通す穴のとりしろに関するノウハウがお役に立った部品
先の、M社さんの依頼で、もう1点、とてもお役に立つことができた部品があります。
それは、内径の深さ45mmでφが22mmの穴を均一に公差+0~+0.01に収め、面粗度を3.2s以下にすることを要求されていた部品です。
M社さんは、当初、治具研磨機を使用しての加工を検討されていましたが、コストが希望よりもかなり高くなってしまう見積もりになり、悩んでおられました。
そこで、また、うちに、切削加工で可能かどうか、問い合わせがありました。
図面を見せていただき、切削で対応できるか迷いましたが、砥石のノウハウを使えば可能であると判断させていただき、お受けしました。
砥石を入れる穴のとりしろを、今までの経験により、どれぐらいの大きさにすべきかのノウハウがありましたので、結果、切削加工での対応に成功し、M社さんのご要望にお応えできました。